かくれ古寺・禅定寺
宇治市植物公園から戻る途中、
宇治田原町の国道307号線にあった「禅定寺」の案内板に
思わず国道を離れました。
天ヶ瀬ダムに向かう県道を2キロほど行きますと禅定寺庄地。
国道沿いの参道入口です。
ここは京都府禅定寺歴史的自然環境保全地域だそうで、
京都の自然200選でもあります。
正式には「百華補陀落山観音明智院禅定寺」。
田舎の(失礼!)お寺と侮るなかれ、歴史があります。
細かいことはムチャ長くなりますので省きますが、
旧国宝の十一面観音立像(重文・鎌倉時代)を初め
多くの仏像があります。
草鞋のある仁王門。
入るとすぐ左にある五輪塔。
そして茅葺の本堂です。
いずれも歴史を感じます、本堂はもちろん拝観しました。
しないと見れないものがあります。
こんなもん(失礼!)あるとは知りませんでしたが、
平成の大涅槃図と仏さんの大壁画だそうです。
そして、磨りガラスのこの窓。
どこかにもありましたなぁ、こんなのが。
左が此岸(しがん)迷いの窓、
右が彼岸(ひがん)悟りの窓だそうです。
欲望渦巻く現世と、悟りの世界を現す窓だそうで、
その意味合いをここでじっくりと勉強させて頂きました。
境内の弁財天と鐘楼です。
田舎と言いましたが、
ここは宇治田原町でも少し山間の集落で、
決して町ではありません。
この雰囲気、これがあたしの好きな田舎なんです~~。
”皇太子(浩宮殿下)が行啓され、
一千年の寺歴を今に伝える”とありますが、
それは別にして
この山里に佇む古刹に確かに歴史を感じました。
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