三州瓦の町”鬼みち”散策
何やら本格的な冬空のなかを(12月14日)
訪ねたのは愛知県高浜市。
三州瓦の生産で全国トップの生産量を誇る町ですが、
ここに「鬼みち」という散策路があります。
それがいったい何?と思われるでしょうが、そうなんです。
いったいどんな道なんでしょうか・・・で、歩いてきました。
歩き始めは名鉄三河線の高浜港駅です。
改札を出るとすぐに「ニコニコ鬼広場」、
瓦製のこの鬼の顔が迎えてくれます。
ここから「鬼みち」がスタートです。
すぐに鬼パーク。
「鬼みち」のガイドがありました。
土管の坂を見て行くと
「やきものの里・かわら美術館」に出ます。
玄関先の巨大な鯱、
大きいですよこれ!当然ですが瓦です。
ここでは少々時間をとって拝観、
ちょこっとだけ瓦の文化にふれました。
”みち”は美術館横の森前公園から
衣浦観音寺へと小高い丘を登ります。
観音寺にあるふっくら美形の観音さま、
高さ8mの陶管焼で日本一の大きさだとか。
ここからはお寺めぐりになって面白くないんですが、
見所はその屋根瓦だそうですのでそこを。
最初のお寺は塩前寺(えんぜんじ)。
屋根の飾り瓦はカラス天狗でした。
実に凝っています。
次の恩任寺は本瓦葺屋根の山門と本堂です。
本堂は文明13年(1481)に再建されたもので、
ここは三河の名刹だとか。
こんなもんどこでもあるんですが・・・飾り瓦は???
単なる獅子みたい。
そして最後は蓮乗院。
ここの飾り瓦は”おとぎ話”にまつわるの天女や、
仙人、竜宮城の亀など。
これはまぁ面白いか。
何やらこのお寺めぐり、
無理やり屋根瓦を見せようという魂胆?
いやそれが”鬼みち”たる所以でしょう。
4キロほどの散策路に瓦のオブジェがいっぱいです。
お寺の後は大山緑地で、
ここには高浜の総氏神・春日神社があります。
境内には旧高浜町の氏神13社が遷されています。
また、緑地には瓦の遊歩道や瓦庭、
そして神社裏手にはこんなものも、
胴回り8mのユーモラスな陶菅焼の大だぬきです。
ここから”鬼みち”のゴール「三河高浜」駅は南へすぐです。
駅前のいきいき広場には
瓦の庭「海」というのがあるそうですが、
そこはパスして次の目的地「吉浜」へ向って北へと
歩きました。
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事後報告で申し訳ありませんが、ご了解願います。
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